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築炉の高度な技術を環境分野へ活かして
板井築炉株式会社は、1943年(昭和18年)の創業以来、築炉のすべてを知ったプロ集団として数多くの実績を重ねてまいりました。
製鉄の高炉関連の熱風炉・熱風管、環状管の耐火レンガ積みをはじめとし、製銑炉、製鋼炉、圧延炉、石灰炉、都市ガス発生用コークス炉、 非鉄金属用溶解炉などの各工業窯炉から店舗用の炭焼き炉まで、あらゆる炉の設計施工を手掛けた経験があります。
この耐火材(レンガ・セメント)施工の技術と実績を活かして、現在は、環境に配慮した都市ゴミ焼却炉・産業廃棄物焼却炉といった 設備の施工・補修を中心に扱うようになりました。
エコ活動やリサイクル活動が進む現代、ゴミ焼却時における人体有害物質ダイオキシンの発生を抑える溶融炉に注目が集まっています。
既存・既設の炉の補修や、新しい炉の施工技術など、お客さまが気付きにくい問題に対してご提案できることも、70年に及ぶ実績と 経験を持つ我が社の強みです。
セラミックスの高度な精密加工技術
セラミックスは、熱や摩擦に強く、電気を通しにくいという特徴を活かし、情報通信やAV機器の電子部品(エレクトロセラミックス)、 各種工業製品の中に組み込まれる部品(エンジニアリングセラミックス)、人工骨(バイオセラミックス)など、先進技術分野で幅広く 使われています。
板井築炉では、耐火レンガで培ったセラミックス加工技術を発展させ、主に電子部品用ファインセラミックスの精密加工に取り組んでいます。
ファインセラミックスは、ミクロン(1‚000分の1ミリ)単位の加工ができるセラミックスで、原料成分の純度を高め、高温で焼いてつくられます。
セラミックス板の表面が粗いと金属膜が剥がれやすいため、表面を鏡のように仕上げる「鏡面加工」を施します。 当社の鏡面表面粗さRa 0.01μm以下です。
細かな粒状ダイヤモンドを含む液体(スラリー)を落としながら研磨機で磨きます。
その後、ダイシングマシン(さいの目に切る機械)で目的にあわせてさいの目状に切断し、最後にマシニングセンタと呼ばれる工作機械で 穴あけ・中ぐり・ねじ切りなどの形状加工をして仕上げています。
営業種目
- 築炉工事に関する設計施工業務
- 耐火窯材販売
- 道路交通安全施設工事に関する設計施工業務
- セラミックスの超精密加工に関する業務